Q. 知覚過敏とは…?
 テレビのコマーシャルで、よくこの言葉を耳にされたことはありませんか?
 冷たい飲み物を飲んだり、歯を磨くとしみることはないでしょうか?

 むし歯で同じような症状が起きることがありますが、むし歯でない場合もあります。むし歯でない場合は、歯周病(昔は歯槽膿漏と呼ばれていました)などで、歯ぐきが下がったり、間違った歯ブラシの仕方を続けていたりすると、エナメル質の内側の象牙質がむき出しになります。すると、冷たいものなどの刺激が、歯の神経に伝わりしみるような痛みを感じます。
 症状が軽い場合は、自然治癒もあるかもしれません。しかし、悪化すると、歯ブラシで磨くだけでも痛みを感じるようになります。その痛みのせいで、痛い箇所の歯磨きがおろそかになり、むし歯や歯周病の原因となる歯垢・プラークが取れなくなり、さまざまなトラブルを引き起こします。



 

 

Q. 治療方法は?
 診療室では、塗り薬を歯の表面に塗り、刺激が歯の神経に達しないようにします。これを、週に1回塗布する治療を、3〜4週間繰り返します。
 自宅では、知覚過敏用歯磨き粉を使用していただくと、刺激が伝わりにくくなります。また、酸味飲料(ジュース・ワインなど)や酸味食品(ヨーグルト・夏みかんなど)を摂りすぎると、酸により歯が溶けて知覚過敏の原因となりますので、控えめにしていただくのも1つの予防方法かもしれません。


 治療をしても良くならない場合は、歯の神経に炎症を起こしている可能性があり、歯の神経を取ることもあります。
 その結果、しみるという痛みはおさまりますが、むし歯になっても痛みを感じないため、むし歯がどんどん大きくなったり、神経を取ることにより新陳代謝がなくなり、歯が黒く変色する可能性もあります。




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