治療が終わると、もう歯医者さんに行かなくても大丈夫だと思っていませんか?
痛くなればまたその時に行けばいいと思っていませんか?
本当にそれでいいのでしょうか!?
痛い治療と高い治療費を回避できる方法があります。
それが定期検診です。
治療が終わった時が、お口の中の状態が一番良い状態です。
この良い状態を維持するように心がけてください。
20歳の方の歯は最高32本ありますが、現在、日本人の80歳の方で、残存歯は平均7.4本しかありません。しかしこの調査は歯のある方に偏り気味のため、実際にはもっと多くの歯が失われているでしょう。
80歳になっても、食生活に満足したいと思いませんか?
では、どのようにすれば、歯は残るのでしょうか?
歯を残すためには、歯に対する価値観を変えれば良いだけです。
例えば、このままだと手足を失う、目が見えなくなる、耳が聞こえなくなると言われたら、きっとそうならないために、できるだけの努力をするでしょう。
けれども、歯は親知らずを入れて32本あります。1本ぐらいなくなっても目や耳と違って、生きていく上でそんなに困らないと思っているかもしれません。
これは大きな勘違いです。
たかが1本の歯ですが、この1本が無くなる事で、残りの歯の負担が大きくなるのです。その結果、弱っている歯が壊れてしまい、他の健康な歯の負担がどんどん大きくなるのです。歯が駄目になる度に、咬む力を弱くしていくことができるなら、歯は壊れないでしょう。
でも、現実はどうでしょうか?
80歳になっても20代の頃のように思いっきり咬んでいませんか?
おいしい物をいつまでも食べたいと思われるなら、しっかりケアしてあげて下さい。
80歳の方が100メートルを20代の頃のように走ることができるでしょうか?
できません。
毎日20代の頃から走っていたらできるかもしれませんが。
でも、歯は毎日使います。
その分、しっかりケアをしてあげると20代の頃のように、またはそれ以上に咬む事ができるのです。
歯に対する考え方を変えてみませんか??
3ヶ月に1回は、歯医者さんで定期健診を受けましょう。
早期発見・早期予防によって、痛い治療や高い治療費を回避することができます。